クレジットカード会社のターゲット

 クレジットカード会社にも営業政策がありクレジットカード会員の対象とするターゲットをある程度絞って営業を展開しています。貸金業法改正後はショッピング利用の多い顧客層をターゲットにしているクレジットカードが多いようです。年令としては若年層もターゲットのひとつです。ショッピング利用が多くクレジットカードに対する抵抗感もありません。また一度クレジットカードを作ると簡単には解約しないということもあります。そのためクレジットカード会社ではヤングゴールドカードを発行したり、ゴールドカードの入会基準を引き下げたりといった営業政策を実施しています。中には18歳からのゴールドカードを売りにしたMUFGカードのようなブランド全体をゴールドカードにした例もあります。

 ショッピング利用率が高いという点ではマイレージカードの会員もターゲットになっています。JALカードが三菱UFJグループが買収されたのにもそういった経緯があります。マイレージカードの会員はマイルを貯めるために積極的にショッピングを利用します。一般カードに比べて年会費が高いマイレージカードに入会するという時点でショッピングを利用する気満々というわけです。

 一方でショッピング利用率が高く、高額利用が多い富裕層もやはりクレジットカード会社の大きなターゲットのひとつです。こうした富裕層はステータスを大事にするので、国内ブランドでは信販系や流通系のブランドは不利になります。そのためアメリカン・エキスプレスやダイナースクラブと提携したクレジットカードを発行して富裕層を取り込もうとしています。クレディセゾンやMUFGカードなどはアメリカン・エキスプレスと提携したゴールドカードやプラチナカードを発行しています。SBIカードも日本のクレジットカード会社としては初めてプレミアムカードの「ワールドカード」を発行して、明らかに富裕層をターゲット西田営業展開をしています。SBIカードではそれ以外のカードでは入会基準と年会費を低く設定して、ひとつ上のサービスを提供することで若年層の取り込みも図っています。

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